「子連れ」で仕事をしています。打ち合わせや取材時にも子どもが一緒なので、関係者の方々になるべくご迷惑をおかけしないように気をつけてはいますが、やっぱり時にはぐずって打ち合わせを中断したり、時間がかかったり、いろんな方にいろんなお気遣いをさせてしまったりすることも多いので、今できることを、できる範囲で精一杯担当させていただくことにしています。
昨日は、子連れでシンポジウムの司会を担当。約4時間の長丁場、昼寝から寝覚めたときは、泣き出す前にスタッフの方に外遊びに連れ出していただいたり、途中会場内をプラプラしはじめてステージよりも注目を集めたりと多少ヒヤヒヤする場面もありましたが、主催者側のご理解と会場の皆様の温かいご協力により、和やかで楽しい時間を過ごすことができました!
もともと会の立ち上げ期から参画している協会のイベントだったので、息子も顔見知りが多く、大きな声で騒ぐような場面はありませんでした。
農業現場には家族経営も多いため、スタッフの方々やお客様にも、子どもへの理解があったことも大きな理由のひとつだと思います。
もうすぐ3歳。自我も出て動き回りたい盛り。仕事とはいえ、私の都合でおとなしくさせる時間が長いのはかわいそうかな?それより同席した方々にご迷惑をおかけしていないかな?と迷うこともありますが、本人はいつも結構楽しそうだし、同席の皆様は「癒される」とおっしゃる方も多いので、せっかくだからもう少し「子連れ」にこだわってみたいと思います。
仕事の場に子どもがいると邪魔だ、と思うきもちが、ベビーカーが邪魔だと思う気持ちや、子どもの声を騒音だと思う気持ちにつながっていないだろうか?最近そんな風に感じます。
子育てしやすい国にするにはどうしたらいいのか、私なりのやり方で、模索しながら実証実験中。子どもと一緒だから、できないことも多い。でもできることもたくさんあって、それは大抵楽しいことだいうことを、実感できるようになってきた今日この頃。